2014年8月18日月曜日

硫化水素あぶねー


僕達の工事では地下ピットの工事があります。

地下の工事で気をつけなければいけないのが硫化水素!

 毎年のように死人が出ています。

こいつを吸ったら最後、いきなりぶっ倒れて即死です。

この気体は無色透明、いわゆる卵の腐ったやつみたいな臭いがします。

 しかし!

 こいつには嗅覚を麻痺させる能力まである!

 極悪ですね。

空気よりも比重が重いため、地下のような場所では底にたまったまま動かないんです。


よくあるのが、作業員が地下ピットの中に入って、ぶっ倒れ、

仲間が助けに行ってぶっ倒れるパターン。。


こういうところでの作業をするためには

「酸素欠乏危険作業主任者」講習を受けましょう。


実際に硫化水素検知の写真です。

 ここは食品雑廃槽 ですので、通常の地下ピットとは硫化水素発生原因は違います。

ここは発生が予想されていますので、準備ができるのですが、

事故が起こるのは、発生が予測されないような地下ピットです。




 左上に写っているのが検知器です。






通常状態です。

右下の硫化水素 ppmの下の値「0.0」です。

硫化水素未検知ですよって状態。




 



検査中


右下の硫化水素 ppmの値「OVER」。。。。


実はこの機械、100.0ppmを超えるとOVERの表示に

けたたましい警報と「直ちに避難してください」の音声が鳴り響きます!

中に入ったら多分即死。。。ガクブル




 

 

 



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